UKロック好きの呟き

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UKロックと歌詞

稀代のメロディーメーカーとして名を上げているノエル・ギャラガーですが、
そのメロディに、1度聞いただけで思わず口が動いてしまうような、そんな言葉を重ねていく才能にも並外れたものを感じます。

韻の踏み方という観点から、
ノエル作詞の中でいくつかお気に入りのフレーズをいくつか勝手にご紹介

"But my God woke up on the wrong side of his bed"(Little by Little)
⇒ 韻が「あ・お・あ・お…」と交互になっていて心地良い。

"Give me a minute, a man's got a limit,
  I can't get a life if my heart's not in it."(Importance of Being Idle)
⇒ minite ・ limit ・ in itがばっちりと決まってますね。

"You're the outcast, you're the underclass ,
  but you don't care, because you're living fast"(Bring it on Down)
⇒ アウトカーーァスト! アンダクラーーァス! ケェーーァ! ファーースト!


韻の踏み方のセンスもさることながら、歌詞の内容も万人の心に刺さるような詩になっているのが特徴です。
よく歌詞には「○○ストリートで~~」とか、地元のパブの名前が出てきたり、
ローカルなテレビ番組名のような固有名詞が出てきたりしますね。
こういった歌詞はどうしても英国外の人間、特に私達日本人にとっては歌詞をしっくりこないものにしてしまいます。
しかしノエルの歌詞にはこういった固有名詞のようなものが殆ど登場しません。
riverはriverだし、mountainはmountainで、固有の地名にはなりません。
cityはthe cityとかthis cityです。

例えば…
"Sailing down a river alone"(Listen up)
" I keep on running but I can't get to the mountain"(The Dying of The Light )
"I live my life in the city" (Rock'n Roll Star)
 "I would like to leave this city" (Half the World Away)
曲を聞いたおのおのがそれぞれ自分にとっての川や山や町をスッと重ね合わせられます。万人受けするメロディだけでなく、歌詞にいたっても万人がそれぞれ解釈をする余地を十二分に残した詩になっているのです。
ノエルの歌詞は特にこの点が徹底されているよな気がします。
これが英語圏外でもOasisがそして彼が大いに受け入れられる理由の1つなのではないかと思ったりもするのです。

因みにこのノエルの作詞スタイルの対極にいると感じるのがThe LibertinesのPete Doherty。詩人かと思わせるようなセンスの高い歌詞は尊敬に値しますが、固有名詞や非ネイティブにとっては注釈なしではわからない単語・言い回しも多く、いささか私のような純日本人には理解が難しい一面もあります。。私が悪いんですけどね。

 

話は少しそれますが、、
歌詞の話題でいうと大体の場合、歌詞の一部が曲名になりますよね。
ノエルの場合も95%は曲名が歌詞に登場するのではないでしょうか?
例外は「Importance of Being Idle」「Mexican」「Holy Mountain」などですかね。
独自調査の結果(笑)、最も曲名が歌詞に登場する率が低いのがNew Orderです。
例をあげだすとキリがないぐらいなのですがヒット曲だけでも以下、全部歌詞に曲名が出てきません。
「Ceremony」「Blue Monday」「The Parfect Kiss」「Bizarre Love Triangle」「Temptation」「True Faith」
もしNew Orderより率が低いアーティストがいるのなら教えてほしいぐらいです笑。
この点何か意識して曲名をつけているのかバーニーに聞いてみたいですね。

以上、くだらないお話にお付き合いいただきましてありがとうございました~