UKロック好きの呟き

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Pete Dohertyという男

Pete Doherty(ピート ドハーティ)さんの公式ツイッターアカウントが
先日突然日本語の宣伝ツイートを。。

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色々な歴をお持ちの為入国ができないという話をよく聞くが、、何とか来日実現しないものだろうか。天皇代替わりをもって恩赦、大赦がどうのこうのと話題になっていたが、そんな良くわからん人を許すぐらいならピートの入国を許可してはもらえんだろうか、と思う今日この頃。新たなバンドを結成し新作をリリースするということなので、今日はピート ドハーティについてまとめてみようと思う。

1979年生まれ、彼もとうとう40歳!(僕も年をとるわけだ)
ユダヤ系の血を引く母とアイルランド系の父を持つ。(いわゆる我々がユダヤ教といってイメージする、白シャツ黒ジャケット黒帽子といった姿が、特に様になるのはそのためか?いや考えすぎだろうか?)

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(意外にも?)青年時代の学業成績は優秀だったそうだ。
学があるからこそ次から次へとあのようなポエティックな歌詞を生み出せるのかもしれない。1990年代後半にザ・リバティーンズを結成し、2002年にデビュー・アルバムを発表。カルト的な人気を誇り、その知名度は英国を飛び出す。
これだけ聞けば輝かしいキャリアだが、ピートドハーティといえば必ずついて回るのが
ドラッグをはじめとしたスキャンダラスな出来事の数々だ。
2005年にドラッグの所持で逮捕されてからというもの、違法運転なども含めて刑務所や薬物依存症治療センターを行ったり来たり。2000年代以降のロックアーティストとしては突出したトラブルメーカーと言えるだろう。
ただ、そのたびに「彼のことだからどうせすぐ戻ってくるさ」と思わせてくれるところがすごい。これだけ問題を起こしまくっていながらもリバティーンズ、ソロアルバム、ベイビーシャンブルズ、新バンドなど、音楽活動を絶やさず続けているのには感服させられる。
そしてファンもそんな彼を見捨てることはない。今でも数多くの熱狂的なファンに囲まれている。

彼の魅力は何なのか。
やはり、あのフラフラとしているようで力強い特徴的な歌声そして歌いまわしであろう。そして、歌謡感は出ない絶妙な塩梅の良メロディ。
まさに才能のなせる業か。おまけにルックスも良い(今はどうかな。。)
イケメンだがダメ男感があるし、そんな困ったちゃんが好きな女性も多いのかもしれない。
リバティーンズ以降のディスコグラフィーを簡単に追っておこう。
2004年にリバティーンズが瓦解した後、ピートが新たに立ち上げたバンドがBabyshambles(ベイビーシャンブルズ)だ。3枚のアルバムを出している。

【ダウン・イン・アルビオン(Down in Albion)】
個人的には彼の作品としてはこれがベストだといまだに思っている。
乾いた荒々しいギターサウンドにピートのヒョロヒョロとした歌声が堪能できる。
恐らく自身が当時抱えていた様々な問題からくるであろう一種の不安感、
緊張感のようなものも帯びた一枚だ。それがまた良い。
なんといっても「Fuck Forever」。
彼にしか書けない、彼だからこそ歌える、そんな一曲だ。


Babyshambles - F**k Forever (Live At The S.E.C.C.)

【ショッターズ・ネイション (Shotter's Nation)】
かなりポップで聞きやすくなり、バランスの良い1枚になっている。
メロディも前作よりたっており、バンドサウンド感も増した。
ピートのアルバムにはじめて手を出そうと考えている人はこれから入るのが良いかもしれない。ヒット曲「Delivery」もカッコよいが、僕が大好きなのは「You Talk」


Babyshambles - You Talk

ユゥーートーーク♪と思わず口ずさみたくなるポップな佳曲だ。

【シークエル・トゥ・ザ・プリクエル(Sequel To The Prequel )】
今のところBabyshambles最後のアルバム。
相変わらず曲は良いのだが特にサウンド面で何か綺麗にまとまりすぎていてちょっと物足りなく感じる。「Killamangiro」や「Fuck Forever」みたいな迫りくるキラーチューンはない。カントリーチックでのどかな牧場の景色が浮かんでくるようなこの曲は結構良い。


Babyshambles - Fall From Grace

時代が前後するが2009年にはソロ名義でアルバム、グレイス・ウェイストランズ (Grace Wastelands)をリリースしている。やや地味だが全編を通してアコースティックな雰囲気でまとまっている。ピートは静と動の差が激しい人だが、穏やかピートが好きな人は気に入るだろう。


Lady don't fall backwards - Peter Doherty

そしてまた新たなプロジェクト、Peter Doherty & The Puta Madres名義での新作アルバムが5月1日、日本でもリリースがされる。じっくりと聞きこんで、またこのブログで紹介したいと思う。