12月6日バズコックス(Buzzcocks)のフロントマン、ピート・シェリー(Pete Shelley)が亡くなった。本当に本当に悲しいニュース、マンチェスターが生んだヒーローがまた一人。。先週はバズコックス聴きまくったのは私だけじゃないはず。もしこのニュースがきっかけでちゃんと聴いてみようかなって人がいたら、ド定番だけど「Singles Going Steady」がオススメ。ジャケもめっちゃかっこいいし、彼らの魅力が詰まっとるし、それでいてシングル集にありがちな雑多な感じもなくてまとまってる。
大切なのはアルバムを買ってちゃんと何回も聴いてみること。
彼ら、You Tubeとかで適当に流し見や流し聴きしてるだけじゃ何かダサくない?で終わってしまいかねないから笑。響く人には聴いているうちにきっとじわじわくるはず。
私もそんな一人。
バズコックスは日本じゃあまり知名度はないけど、イギリスでは多くのアーティストに影響を与えて愛されてきたバンドだ。
代表曲はやっぱり「Ever Fallen In Love」
BUZZCOCKS - Ever Fallen In Love (1978 Top Of The Pops UK TV Appearance) ~ HIGH QUALITY HQ ~
Noel Gallagherのアイディア拝借曲の一つ笑。
Noel Gallagher’s High Flying Birds - Lock All The Doors
サビの後のギターフレーズが瓜二つ。本人もBuzzcokcsからの影響を公言してる。
Charlatansも追悼の意を込めてこの曲をカバー。
The Charlatans - Ever Fallen In Love (Buzzcocks Cover) Wembly Arena 08 - 12 - 2018
すごく良いカバーだと思いません?イギリス人みんな大好きだよねこの曲。
個人的に一番好きな曲は「Why Can't I Touch It」
The Buzzcocks - Why Can't I Touch It
サウンドが心地良すぎるし本当に不思議な魅力がある曲。歌詞はいかにもバズコックスらしいナヨナヨ感笑。ピートの歌声もすごくマッチしてる。あまり長い曲って好きじゃないんだけど、これは6分以上あるのに全然飽きない。バズコックスの曲ってじわじわくることが多いけど「Ever Fallen In Love」と「Why Can't I Touch It」は初めて聴いたときからドカンとやられた曲だった。
Well it seems so real I can see it
それは本当にそこにあるようで、見ることもできる
And it seems so real I can feel it
本当にリアルで、感じることだってできる
And it seems so real I can taste it
味わうことだってできる
And it seems so real I can hear it
聴くことだってできる
So why can't I touch it?
なのになんで触れることが出来ないんだろう?
素敵な曲をたくさん残してくれたピート率いるバズコックスに感謝。
くさいセリフだけど、さようならは言わない。どうせ今日も彼らの楽曲を聴くだろうから。明日はどうかな。。でも明後日は多分また聴くだろう。仕事帰りの電車の中でかな。ありがとうピート・シェリー、これからもよろしく!!