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The Killers「Imploding The Mirage」【アルバムレビュー】

2020年も残すところあと3か月ちょっと。個人的には今年リリース予定作のなかで特に重要と思われるものは出揃った感があるので少し気が早いが私的ベストオブ2020を少しずつまとめて行きたいと思う。
因みに今年最高の1枚は年初リリースのCourteeners「More. Again. Forever」!(ぶれない僕…)これに関してはすでにブログで触れているのでよかったらそちらを、、

www.yogaku-bowie-meets-gallagher.com

さて今回は英国でバカ売れで話題、Killersの「Imploding The Mirage」。UKロック好きを謳うブログではあるがKillers大好きでございます。個人的には「Day & Age」がフェイバリットで思入れも強い。約2週間がっつり聴きこんで最初に結論から申し上げると、すでに「Day & Age」を上回る勢いで好きになっている。。
アルバムを通してとにかくシンセサイザーが印象的に使われており、優しく曲を包み込んでいる。そこにアルバムジャケットのごとく天界から降り注ぐようなブランドンの魅力的な歌声。これは参りました。

1.My Own Soul's Warning
アルバム内、ブランドン一番のお気に入りだそう。人工物1つない大自然が頭の中に広がり、神様(ブランドン)が語り掛けるように始まる。そこから一転してポップで耳に残る印象的なシンセサイザーフレーズが入り縦ノリ出来る展開に。これはライブでも盛り上がりそうだ。アートワークにもピッタリハマる、文句なしのアルバム代表曲の1つ。
2.Blowcack
今作中では割と小粒な印象の曲かもしれない。「Joy Ride」を彷彿とさせるポップな1曲。曲調とは対照的に歌詞は結構切り込んだことを歌っている。
3.Dying Breed
時計の針のようなサウンドに揺られながら静かに始まり、そこからドンドンと盛り上がっていく展開がたまらない。ここでもやっぱりNew Orderばりのシンセサウンドが空間を支配していく。
4.Caution
さらにたたみかけるように恐らく今作一番のキラーチューンであろうCaurion。このあたりで早くも僕はノックアウトである。癖になるベースライン、一度聴けば口ずさめるようなキャッチーなメロディ。しかもギターであのLindsey Buckingham(Fleetwood Mac)が参加!歌声も好きなのでコーラスとかでもちょこっと参加してくれたらと思ったり。歌詞もものすごく前向きで気分を高めてくれる。
5.Lightning Fields
ここでやっと落ち着いた調子の曲が。美しいピアノが印象的な唯一のラブバラード。
6.Fire In Bone
聴けば聴くほど癖になる、そんな不思議な魅力にあふれた1曲。ベースが主役。ゆらゆらと体を動かさずにはいられない。Killersが新しい一面を見せたと言って良い佳曲。
7.Running Towards A Place
ブランドンが大好きなニューウェーブ感満載。Love Will Tear Us Apartを思い出さずにはいられないシンセサイザーフレーズが挿入されてるところもにやけてしまう。
8.My God
好き嫌いが少し分かれそうだが個人的にはかなり好き。女性ボーカルが混ざるからかちょっとArcade Fireっぽさを感じる。
9.When The Dreams Run Dry
ミドルテンポに始まって大自然に言及するスケールの大きい曲かと思いきや、ここでも途中で転調を見せて、疾走感あるギターロックに。そして最後は何かアンビエントな電子音で終わる。不思議だなー
10.Imploding The Mirage
いったいこの底なしに明るいアルバムの最後はどう締めるのか?気になっていたところ、「もうそりゃ最後までこのまま突き進みまっせ!!」と即答が。可愛らしいメロディが印象的なアルバムタイトル曲。これでアルバムを締めくくりますか、いや~もう降参(白旗)

暗いことばかりの2020年。その後半にこのアルバムが出たことで大きく心動かされた人も多いのでは。音を楽しむ、音楽の原点に立ち返らせてくれるようなとにかく明るいこのアルバムに早くも虜にされてしまった。